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2020年5月24日 (日)

ドュケルバン腱鞘炎

ドュケルバン腱鞘炎というものに最近、悩まされている。職業病とも考えられ、手首関節の腱鞘炎で完治しにくいようだ。完治しにくいというのは痛むのが自分の利腕で、仕事でいつも手を使うものだから完全固定で炎症が鎮まるのまで負担をかけないという保全療法が現実的に無理であるため。仕事を1ヶ月休んで手首を使わなければ治るかもってフリーランスにそれは辛い。最終手段で即効性があるのは切開して腱を圧迫している部分にメスを入れることらしい。切っちゃうか?

世代交代、技術継承、引き継ぎという言葉が頭によぎる。手首に負担がかかる作業とは研磨で使う金属製のウェイト(おもり)を上げ下ろしする瞬間である。寸法や精度を追い込む時は何度も数キロあるウェイトを載せたり降ろしたりを短時間に繰り返す。ウェイトと研磨治具が水分や研磨スラリーで濡れると互いが吸い付いて重さ以上のパワーをかけないと分離、ウェイトが持ち上がらないという現実を現場経験者の読者なら容易に想像つくと思う。量産現場ではウェイトを手で載せるのではなくシリンダー加圧が中心である。これなら手首に負担がかからない。ウチのマシンはそういう構造ではなく、少量多品種生産なので諦めていた。

しばらくは写真のようなサポーターで手首を保護しながら仕事することにした。切らずに回復することを祈るばかりである。皆さんも気をつけていただきたい。

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